孫にプレゼント論争?!
ネットで「こどもの日」のプレゼントがある?ない?という「Q&A」をよく見かけます。
私は孫にプレゼントをあげたいおばぁちゃんです。
しかし、絶対にあげるべき!と主張はしません。
人には多くの考え方があるので、「物をあげる」「物をあげない「「高価でうれしい!」「そこらへんの安物お菓子!怒」など、自分の血縁関係以外の人間(婿や嫁)という価値観が加わることによって、トラブルが起きるのでしょう。
「プレゼントをあげる・あげない」とお互い当たり前と思っていることでも、違う価値観の中で育ったのですから、違って当然です。
お互いの思いやりの気持ちがなければ、誤解したまま疎遠になってしまうこともあります。
孫に一番に伝えてあげたいこと…あなたを大切に思っている…愛してる
「高価な物をくれるから、大好きなおじぃちゃん・おばぁちゃん」と物の対価によって人の良し悪しを決める孫であるならば、そんなに心が寂しいことはありません。
まずはこどもの日のお祝いで、元気に育ってほしい…喜んでくれたら嬉しいと、祖父母の気持ちが大切だと思うのです。
小さな子供から大人になるにつれて、自分のことを多くの人が愛してくれているということから、人を愛することを知り、優しい心も育ち、人を愛することを学び、自らの「命」も大切にするようになり、大人になってくれる!そう信じたいです。
現代は地域の愛を感じることも減り、子どもが受ける「愛」が少なくなっているのが現実ですし、人を信じることで事件になってしまうという理解に苦しむ時代でもあります。
ですから…プレゼント以前に、電話で一言だけでもいいと思ううのです。
健康に育ってほしい、楽しい日々を過ごしてほしいという祖父母の気持ちを、押し付けではなく…自然に愛している言葉を孫に伝えてあげてください。
そして、若夫婦(孫の親御さん)としても、いただけるプレゼントの価値よりも、「あなたは多くの人に見守られているのよ」と子供に感じさせてあげて欲しいのです。
大人同士のトラブルや自分の相手に対して嫌うという曲がった思いを子供にぶつけても、子ども自身に何も良いことはありません。
「こどもの日」はプレゼントを貰える日ではありません。
「子どもの成長を祝う日」です。その嬉しい気持ちがプレゼントに繋がるだけです。
その気持ちから生まれるプレゼントに対する考え方は、誕生日やクリスマスとも同じで、クリスマスの時にリストアップしたプレゼントの選び方です。