終活の先にある未来「健康管理」を考える!
はじめに…
健康寿命とは
日本人の平均寿命 男性80.75歳|女性86.99歳
日本人の健康寿命 男性71.19歳|女性74.21歳
平均寿命も健康寿命も世界一です。
日本は高齢者天国で世界最高の国だと想像しがちですが、日本の高齢者の健康状態は世界ワースト1位という結果もあります。
寝たきり期間(平均寿命マイナス健康寿命)は、日本人男性は9.2年・日本人女性は12.7年もあります。
海外は尊厳死もあるので、一概に世界ワースト1位という内容を深く調べようとは思いませんが、他国は寝たきり期間は7~8年です。
人はどんなに長生きしても「健康で自分という存在を理解していたい(ボケたくない)」と思うのです。
私は母の看病と介護をしています。
母は25年間ガンと戦って、最終的に本人は延命治療を希望しませんでした。
本人の意思を聞いていたものの、呼吸が止まった瞬間、身内としては延命治療を望んでしまいたい気持ちになりました。
しかし母自身は強く延命治療を拒否し、その書類にもサインをしていたので、苦しい治療から開放されたのだと、私に罪悪感はありませんでした。
ただ、寂しい…でも、あの苦しみから開放させてあげられたのだという、安堵感がありました。
老いてからの苦しみに対して治療方針を、健康な時に考えておくことで、残された家族の気持ちはとてもラクになります。
日本人は、寝たきり状態が長い。
そんな時、終活のひとつとして元気な時に、家族で話し合うことがとても大切です。
健康管理は大切!不安を拭うためにストイックにならない管理
健康で過ごしていきたいと、誰もが病気の恐怖とはお付き合いしたくないと思います。
その不安な気持ちから、情報に振り回されてしまったり、対価に値しない健康食品を飲み続けたり…。
不安を拭いたい気持ちから健康オタクになって、ストイックな健康管理をする方がいますが、歳を重ねれば痛いところがあったりガタがくるのは当然です。
車と同じです。
車の日常のメンテンナンスと車検と同じなんです。
→日々大切に体を労り、健康診断をする。
燃料はその車にあったエネルギー(ガソリン)を入れる。
→体にあった食物を食べる。
ボディーを洗車する。
→体の清潔を保つ
半世紀以上、体を酷使してきたのですから、どんなに大切に過ごしてきても、何かしらチュエックをされることがあります。
不安な気持ちからも病気を引き起こすのですから、ドーンと構えて健康管理をしましょう。
健康寿命を心地よく延ばす
健康寿命を心地よく延ばす方法は、自分の体の声を聞いて、それに従いましょう。
人が飲んでいると気になるサプリ。
自分の体の声で、不足していると感じられるのであれば、効率のよい選択ができるのですが、たいてい次から次へと気になるものです。
食事は体が喜ぶ食材を選び、適度な運動をして、質のよい睡眠をとる。
この基本の上に健康は成り立っています。
心身ともに健康でいることこそ最高の終活
母は変形性膝関節炎が原因で、静まっていたガンがその股関節についてしまいました。
歩けなくなったことで気落ちして、普段はすごく気丈な母だったのですが、車椅子になってどんどん老け込んでいきました。
人は「歩けない」と自由を奪われてしまい、傷みや死の恐怖で、性格まで変わっていきます。
今、振り返ればもっとしてあげたほうがよかったことがみつかりますが、当時はお互いに心の余裕がなくなっていました。
心身ともに健康を維持すること…
健康寿命を延ばすことで、自分も家族も穏やかな日々をおくることができるのです。
健康寿命を延ばすための健康習慣など…
試行錯誤していることさえも、楽しんでいただけたらと思います。
「終活」で未来を見つめられる情報を、当サイトでお届けできましたら、幸いです。
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