終活の先にある未来「予期できぬこと」を考える!
はじめに…
予期できぬこと・できること…そして老々介護
人生後半期の大きな負担のひとつが、親の介護かもしれません。
私は仕事とふたりの息子の大学や大学院の教育費と、母の介護が重なって大変でした。
家事一切ができない、義父のお世話もありました。
母ははじめは看護状態ぐらいだったのですが、車椅子の生活になり最後は寝たきりに近い介護へとなりました。
ガンが原因だったので障害者年金も下りなかったです。
車椅子に乗らなければ生活もできない、移動できない状態になっても、ガンは治る可能性があるからという理由で、障害者にはなりません。
親が要介護状態になったらできるだけのことをしたいと思うのは人情ですが、仕事をしながらの介護はとても大変でした。
介護離職を検討してしまう方のお気持ちがとてもよくわかります。
親の介護の長期化で、金銭的にも精神的にも落ち込んでいきそうになります。
いったん仕事を手放してしまうと、予定なき退職は準備もできていないので、親が他界した後の再就職は非常に難しいです。
ひとりで悩まず、行政や会社や専門相談窓口などを利用して、離職だけは避けるようにしましょう。
親は子供が不幸になる選択を喜ぶはずがありません。
中には「親と仕事どっちが大切なんだ」と罵倒する方もいるかもしれません。
でも、あなたの人生は続くのです。
もしかしたら、あなた自身も老いて、「老々介護」にも成りかねません。
介護と直面したら、公的サービスを調べて活用することを一番に考え、自治体の福祉担当者などに相談し、介護プランをたててもらいましょう。
親の介護は予期できることですが、いつどのような状態になるかはわかりません。
公的期間での施設の順番待ちに対しても、それまでの対策としてNPO法人でボランティア活動なども調べてみると多くあります。
SOSサインは恥ずかしいことではありません。
ひとりで悩まず、相談できる窓口はどんどん活用して、あなたは働く道を選択してください。
自分が看護や介護が必要になるとどうなる?
現役で働き、健康診断でも大きな問題もなく、バリバリ働いている時、自分が急に具合が悪くなり人の看護を必要となることや、交通事故も含め脳溢血などで動けなくなって介護が必要になった時。
具体的にイメージして対策を立てていますか?
そして、認知症になったとき、自分は家族にどうしてほしいですか?
その希望か叶うような資金の準備や、家族に伝言していますか?
何も伝えられていないと、家族は罪悪感をもってさまざまな決断をしなければなりません。
私の母の末期では、意識がなくなったら延命治療は受けないとはっきりしていたので、悲しかったですが、本人が傷みと幻覚の中で生きていくのは苦痛と判断して、楽になったと感じられました。
自分はどうしたらいいのか…。
どうしてほしいのか…。
その対策はできているのか…。
「終活」で大きな意味を持つのが、残された人を苦しめることなく自分の願いを叶えることができることです。
そして、終活をすることで、自分の心から環境が整い、明日への未来でどのように人生後半を過ごしていくか、どうしたいか…がはっきりします。
そして、自分が健康であることに感謝し、人生二毛作で楽しい!
よし!もっと働こう…と、多くのことが見えてくると思います。
今、試行錯誤していることさえも、楽しんでいただけたらと思います。
「終活」で未来を見つめられる情報を、当サイトでお届けできましたら、幸いです。

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