終活の先にある未来「終活」を考える!
はじめに…
終活は自分を成長させる
「終活」は岡本栄一氏が「就活(就職活動)」にひっかけて「人生の最終活動」という意味で作った言葉とも、週刊誌『週刊朝日』から生み出された言葉とも言われています。
本来の「終活」は人生後半であるゴールまでの残りの時間で、どんなことができるのか…少しでも周囲の役に立つことができるのかを、じっくり考えて行動することだったのです。
いつの間にか、エンディングノートに相続や葬儀やお墓のことなどを書き残すことの総称に使われてしまっています。
思い考え、書くことで心が整う終活は、人生100年時代である折り返しを見つめることです。
終活をすることで、今後の人生をすごく深く考えることになります。
そして、自分はどうしたかったのか…人生で最大の課題を直視することになると思います。
何を選択していくのか、自分自身に問い質すのです。
やりたかったこと…と若き日々の思いを復活させたり、今度どう生きていけば、一番自分らしく、自分が満足して死を迎い入れられるのかということを、とことん考えていくので、これからの人生の幅を広げ、自分を高めていくことができます。
大切な人への愛情表現
私の母は25年間ガンと付き合ってきて、モルヒネと抗がん剤の幻覚で苦しむ母の姿を見ながら看病をし、最終的には車椅子の生活になったので介護をしています。
働きながらの介護は本当に大変でした。
苦しい状況の中、母は延命治療を希望しないという意思をはっきりと私と医師に伝えたので、静かに旅立ちました。
治療方針を伝え残してくれたおかげで、私は罪悪感なくゆっくりと最後の言葉をかけてあげることができましたし、母は何も語りませんでしたが、「ありがとう」と言葉をかけてからの母の溢れる涙から、きっと伝わっていたのだと感じました。
意思を伝えておくことは、残された人の“救い”にもなります。
やがて訪れる“死”を、心静かに受け入れて、家族や大切な人に書き残しておくことで、最後に伝えたい想いを残しておきましょう。
人生後半は自分らしく生きてみる!
私は「自分らしく」という言葉が、とても嫌いな時期がありました。
社会の中で「自分らしく」できることは少ないですし、勘違いの解釈をする人の「わがまま」がとても目につきました。
しかし、人生後半の自由時間では、自分を表現する時間でもあり、法律を基準に行う活動や家族との関わりの中で、自分がやり残したことを実行するには、「自分らしくなること」なのだと思うようになりました。
人生後半は、もう一回生き直せるほどの時間があるんです。
若い時に◯◯したいと思い描いていた…本当はこんな生き方がしたい…。
もしそのような想いが残っているのでしたら、チャレンジする時間があるのです。
年齢を重ねているので、オリンピック選手にはなれないけれど、トライアスロンには出場できるかもしれない…と、ちょっと方向性が変わってしまうのかもしれませんが、チャレンジするエネルギーが今後の人生を変えてくれます。
終活を通じて、これまでの人生を総括してみると、生きていく上で起こるいろいろな出来事の見方がわかりますし、振り返ってみると、経験した苦労や失敗は、必ず人生のどこかでいかされていると思うのです。
再就職・起業・旅行…どんな生き方をしていきたいか。
終活というと、お墓や遺言などをイメージすると思います。
本来の「終活」は人生後半戦の見直しとして未来のために向けられた「未来への活動」です。
“身支度の終活”はじめかた
終活活動をするにあたって、気持ちの準備が必要です。
あなたの明日を輝く日々にするための活動です。
順を追って解説していていますので、気になるコーナーをお選びください。
“身支度の終活”はじめかた
- 終活とは…
●終活とは?自分らしい豊かな人生を修め身支度準備の進め方
●終活の8つの効果|自分の子供が少ない・いない時代だからこそ!
●自分と大切な人への愛情表現!自分らしく生きてみる!
●「終活のため」様々な角度から情報を提供 - エンディングノートとは
●終活で相続・遺言などを定める「エンディングノート」
●幸を積む未来型「終活ノート」命の五段階活用法エンディングノート
●終活「エンディングノート」具体的な内容と書き方10つのポイント - お金のこと
●終活をして年金・保険・預金・資産をまとめておく必要性
●年金(編集中)
●保険(編集中)
●預金(編集中)
●資産(編集中) - 遠い未来の健康について
●看護・介護・老々介護などはあるものとして考える終活
●看護(編集中)
●介護(編集中)
●老々介護(編集中) - 旅立ち後について
●終活で葬儀・お墓について定めておく
●葬儀(編集中)
●お墓(編集中) - 終活はあなたの未来のために…
●人生100年時代が到来!人生二毛作で楽しむ
●「生きていくため」終活の先にある未来について
●「楽しむため」未来があるから終活をする
●「整えるため」心と身の回りを整える終活
・終活とは?自分らしい豊かな人生を修め身支度準備の進め方
・終活の8つの効果|自分の子供が少ない・いない時代だからこそ!
・終活を始める10のタイミングと3つの心構え
・大震災から学んだ大切なこと!自分らしく生きるって何?を考える終活
・50代人生の身支度“終活”のすすめ!自分の未来のため“幸活”に繋げる
・終活を50代前後から始める男女の理由に温度差「修活」で今を修めて豊かな老いを!
- 永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように今日を生きる!若き終活
- 余計なしがらみがない、身の丈の合った“やりたいこと”への終活の実践
- 体の内側の声に向き合って、健康寿命を延ばす生活を終活に加えて!
- 人生の後半戦が知的貯金のタイミング!終活に加える「したいことリスト」
- 人生とキャリアプランを考える
- 50代は起業に最良のタイミングと捉えられるか?
- >>ブログ“生きる”へ続く
- 毎日を新鮮な気持ちで生きてみよう!整えると見える未来の終活
- 健康寿命を心地よく延ばすのが最高の終活
- 終活視点の整理整頓をしてスッキリ暮らそう!
- 第二の人生、二毛作!人生後半戦をデザインする!
- >>ブログ“整える”へ続く